2018年6月5日
東京運輸支局、「心のバリアフリー」推進へ体験イベント
関東運輸局東京運輸支局は22日と29日の2日間、東京家政大学(東京都板橋区)で「バリアフリー教室」を開催した。
施設整備のバリアフリーに加え、心のバリアフリーを推進するのが目的。国際興業(南正人社長、東京都中央区)と自立センター・北(小田政利代表、東京都北区)が協力し、教育福祉学科の学生44人が、身体の障がいによる移動困難について体験を通して学んだ。
小田代表は「例えば、車いすに乗ってみてどういうところが不安なのか当事者の視点で考えてほしい」とアドバイス。小グループに分かれて、車いす、白杖、ノンステップバスの乗降体験を行った。車いすでは、どこにでもあるちょっとした段差や傾斜を乗り越える不自由さ、買い物にも補助が必要になることなどへの気づきを促した。
国際興業の説明員は「装置などは技術的に進化しているが、まだ乗降に時間がかかる」と周囲の理解の必要性を訴えていた。
日刊自動車新聞5月31日掲載
開催日 | 2018年5月22日 |
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開催終了日 | 2018年5月29日 |
カテゴリー | キャンペーン・表彰・記念日,社会貢献 |
主催者 | 関東運輸局東京運輸支局 |
開催地 | 東京家政大学(東京都板橋区) |
対象者 | 一般,自動車業界 |