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2018年5月24日

車工会、17年度車体実績 2年連続で前年超え、バス関連は減少

日本自動車車体工業会(綱岡卓二会長)がこのほどまとめた同会会員会社の2017年度車体生産実績は新車メーカーからの受託生産車である商用小型などを除く、同会特有の車体生産台数が18万7751台で前年度比104・1%と2年連続で前年度超えとなった。車種別に見るとトレーラーやバンが同約10%増と好調だったものの、バス関連は減少した。

全体では同97・6%の226万3845台で、2年連続の前年度割れとなった。新車メーカーからの受託生産車である乗・商用小型の生産動向が影響した。
会特有車の内訳が、ダンプ車、トラックミキサ車、塵芥車などの特装車が同98・8%の6万65台。車いす移動車、警察車、医療防疫車などの特種車が同106・9%の1万2438台。平ボデートラックが同102・6%で1万5435台。バンが同108・5%の8万7084台。トレーラが同110・5%の8487台。大中型バスが同85・6%の4242台。

トレーラは、トレーラ部会が3月に予想を示しておりほぼ準じる結果となった。輸出拡大などを受け増産が続くことなどにより、企業業績が拡大し、景気は回復基調を継続。これによりトレーラの生産は同108・1%の8100と大きく台数を伸ばす。内訳はバンが同108・7%、コンテナ用は同112・9%、平床(あおり付きを含む)は同107・9%と、リーマンショック以降、最高の生産台数を記録し、全体の台数を押し上げるというもの。

メーカーからの受託生産などでは、同92・9%のシャシメーカー標準荷台トラックが1万4939台。コミューター・マイクロバスが同86・4%で8万2562台。乗・商用小型、軽が同97・6%で197万8593台となった。

日刊自動車新聞5月21日掲載

開催日 2018年5月11日
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

日本自動車車体工業会(車工会)

対象者 自動車業界
リンクサイト

日本自動車車体工業会ホームページ

http://www.jabia.or.jp/userfiles/news%20release%20no18-136.pdf