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2018年5月11日

高速道路会社が中継拠点 今夏、新東名浜松SAで 長時間労働の改善に整備

中日本高速道路(NEXCO中日本・宮地克人社長)は4月25日、新東名高速道路浜松サービスエリア(SA)下り線の敷地内に、遠州トラック(澤田邦彦社長)と連携した中継物流拠点を整備すると発表した。

夕景物流拠点は、トラックドライバーの長時間労働を改善するため、長距離輸送を複数のドライバーで分担する拠点。高速道路会社が手掛ける初の新規事業となるもので、今夏にも開業し、すべての物流事業者に開放する。

中継拠点は東京と大阪の中間に位置している。広さは約8000平方㍍で、駐車マス数が30マス(セミトレーラ対応/4m×20m)

関東、関西からのトラックドライバーが浜松SAの中継拠点で車両を交換したり、ドライバーを交代したりすることで、ドライバーが長距離を運転することなく日帰りで運行することが可能だ。利用料金は予約制で事前の利用登録を行う必要がある。利用回数に応じて事後清算する方式で、1回の利用ごとに1台600円かかる。利用する時間帯をウェブ上のシステムで予約し、あらかじめ配布されたICカードを用いて利用する。入退場は浜松SAスマートICから一般道を経由して行う。運営は遠州トラック。

NEXCO中日本では、中継物流拠点事業をトラック運送業界の「働き方改革」を支援する取り組みの一つとして位置づけており、「今後も高速道路をより快適により便利に活用いただけるよう、物流事業の支援に取り組んでいく」としている。

日本流通新聞5月7日掲載

開催日 2018年4月25日
カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日,交通安全,社会貢献
主催者

中日本高速道路(NEXCO中日本)、遠州トラック㈱

開催地 新東名高速道路浜松SA下り線
対象者 自動車業界