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2018年5月1日

夢に挑戦する大切さを伝えて プロレーサーが小学生に課外授業 GTマシンのタイヤ交換実演

「プロレーサーが小学生に、夢の実現をテーマにした課外授業」―オートバックスセブン(小林喜夫巳社長)がスポンサーを務めるレーシングチーム「AUTOBACS RACING TEAM AGURI(ARTA)」が18日、鈴鹿市の神戸小学校で「モータースポーツ課外授業SUPER GT学校訪問」を実施した。

ARTAによる学校訪問はCSR(企業の社会的責任)活動の一環として行っているもの。今回はSUPER GTシリーズを統括するGTアソシエイション(板東正明社長)と鈴鹿サーキットを運営するモビリティランド(山下晋社長)の協力の下、昨年に引き続き、鈴鹿市内の小学校で実施した。

授業に参加したのは同校の6年生約130人。講師は今シーズンGT500クラスに参戦している伊沢拓也選手、GT300クラスの高木真一選手とチームメカニックの2人が担当した。
SUPER GTシリーズの紹介VTRを見た後、校庭に持ち込まれた「ARTA NSX―GT」の実車を前に授業が進められた。この車両は今シーズンGT500クラスに実際に参戦し、前日まで鈴鹿サーキットで行われた公式テストに参加したマシン。実際にエンジンをかけ、児童たちはレーシングカーのエンジン音を間近で聞き、迫力ある音に圧倒されていた。またメカニックによるタイヤ交換が実演され、素早い作業に感嘆の声を上げていた。さらに希望した児童の中から、タイヤ交換作業を体験するなど臨場感のある教材を前に講師の説明に聞き入っていた。

最後に2人のレーサーから「今、クラブ活動や夢中になっていることは決して無駄ではなく、夢に向かって一所懸命に取り組んでほしい」など夢に挑戦する大切さを伝える内容の講話が成され、真剣な眼差しで聞いていた。

日刊自動車新聞4月26日掲載

開催日 2018年4月18日
カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日,交通安全,社会貢献
主催者

AUTOBACS RACING TEAM AGURI(ARTA)、㈱オートバックスセブン

開催地 神戸小学校(三重県鈴鹿市)
対象者 キッズ・小学生,自動車業界