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2018年4月11日

愛知県整備人材確保・育成連絡会、豊田工業高校にプリウス寄贈

愛知県自動車整備人材確保・育成連絡会は3月19日、愛知県立豊田工業高校(神谷弘一校長)で2代目トヨタ「プリウス」1台の贈呈式を行った。

寄贈車両は愛知県豊田市の整備事業者であるイマノ自動車(今野泰孝社長)が、生徒たちがもっと整備士に興味をもってくれることを願って提供。同校に車両が寄贈されたことで、2017年度に予定されていた愛知県内の自動車科を有する工業高校4校に対しての車両寄贈が完了、各高校は今後寄贈車両を教材車両として使用する。贈呈式では寄贈車両を前に、同社の成瀬孝之総務部門部長が神谷校長に目録を手渡した。
 

同校に寄贈された車両は成瀬部長が使用していた車両で「整備士業界には若い人手が必要」とし、整備士の育成に寄贈車両が役立つことを期待。また、車両やEV技術に触れる機会を増やすことで生徒たちの自動車への興味や整備技術に対する関心を高めることを狙った。
 贈呈式で同連絡会の事務局を務める愛知県自動車整備振興会の柴田敦常務理事は「時代に即した技術の取得に役立てていただき、将来の自動車整備士を育ててください」と挨拶した。また、神谷校長は「寄贈車両を使って教職員も学んで、生徒たちに(知識や技術を)還元していきたい」と述べた。

日刊自動車新聞4月10日掲載

開催日 2018年3月19日
カテゴリー 社会貢献
主催者

愛知県自動車整備人材確保・育成連絡会

開催地 愛知県立豊田工業高校(豊田市)
対象者 中高生,大学・専門学校,自動車業界