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2018年3月30日

軒先と東近江市、駐車場確保で連携 イベントでの不足解消へ

滋賀県東近江市はこのほど、駐車場シェアシステムの「軒先パーキング」を運営する軒先(西浦明子代表取締役、東京都千代田区)と駐車場の確保に関する連携協定を締結した。

4月21日と22日の両日、布引運動公園陸上競技場で開催される「ももクロ春の一大事2018in東近江市」で、駐車場不足の解消や周辺の交通渋滞・違法駐車防止のため、会場周辺の遊休地、商業施設などの各種駐車場の開拓を進める。 
軒先パーキングはユーザーが利用したい施設の駐車場が混雑したり道路が渋滞する一方で、近隣の月極駐車場や住宅の駐車場などが空いているケースがあり、このミスマッチを解決するのを目的に2009年に起業したニュービジネス。いわば“民泊”の駐車場版だ。
例えば、自宅の車が開いている時間帯に、他のユーザーに貸し出すといった資産の有効活用を推進するビジネスモデルで、軒先に登録して空きスペースを提供するユーザーは自由に料金設定ができる。同社では5大ドームなどを中心に、その周辺のユーザーの空き駐車場の確保に力を入れており、現在は全国で6千台分の空きを登録するユーザーがいる。特にイベント施設周辺の駐車場については、現地についてから探すケースが多く、出かける前にあらかじめ軒先で検索すれば空き情報が得られるため、駐車場を探すわずらわしさや周回することによる無駄な時間の解消、また二酸化炭素(CO2)の排出を抑えるなど様々なメリットが得られる。

日刊自動車新聞3月29日掲載井

開催日 2018年4月21日
開催終了日 2018年4月22日
カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日,交通安全
主催者

軒下パーキング、滋賀県東近江市

開催地 滋賀県東近江市
対象者 一般,自動車業界