2018年3月23日
香川県、サポカー新車購入補助制度 対象者に年齢上限 18年度も継続実施
香川県は、高齢ドライバーを対象にした自動ブレーキなどを装備した安全運転サポート車(サポカー)の新車購入補助制度を対象者の年齢上限を新たに設け、2018年度も継続実施する。対象台数は前年度と同じ1500台で、今月20日からの新規登録・届出車を対象に4月1日から受付事務を開始する。
同制度は16年度から始めた、先進安全自動車(ASV)を購入した場合に3万円を購入補助するもの。新年度では対象者をこれまでの65歳以上から、免許返納の動きを考慮し65~79歳と年齢上限を設けたほか、3条件の購入サポカー性能に「先進ライト(配光可変型前照灯)」を加え「サポカーSワイド」相当車種に限定したほか、自動ブレーキ性能の作動条件を30キロメートル以下の車種を除き、支給対象を厳格化した。
同制度による助成実績は、16年度が登録車528台、軽自動車517台の計1045台、17年度は登録車897台、軽自動車1170台の計2067台だった。助成車種は2月末時点で登録乗用車が7銘柄31車種、軽乗用車が6銘柄18車種で、計49車種が対象となる。一方、同時点で日産と三菱の軽乗用は対象外。登録乗用でも日産は3車種、三菱自は1車種にとどまり、トヨタの7車種をはじめ6車種のホンダ、マツダ、スバルに比べ銘柄間の取り扱い車種数で差が出ている。
日刊自動車新聞3月22日掲載
カテゴリー | キャンペーン・表彰・記念日 |
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主催者 | 香川県 |
対象者 | 一般,自動車業界 |