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2018年3月19日

高校生への二輪車安全運転教育 好事例集をまとめた冊子を発行 自工会

日本自動車工業会(自工会)は、このほどA4版20ページのカラーパンフレット『高校生への二輪車安全運転教育 好事例集2018』を発行した。

この好事例集は、2016年に自工会が行った都道府県教育委員会への調査結果と全国の高校生原付事故発生件数順位から、安全運転教育の効果が得られていると思われる8つの県(栃木県、群馬県、茨城県、千葉県、新潟県、静岡県、高知県、大分県)を取材し、それぞれの教育体制や実技講習の現場を紹介したもの。

高校生の二輪車利用について自工会が行った調査では、原付の運転免許取得を禁止している学校が全国の約半数にのぼる。一方、公共交通機関が不足している地域では片道10~20㎞の自転車通学が当たり前になっており、保護者がクルマで送迎するなど家庭の負担は厳しさを増している。学校への通学に原付を必要としている生徒はけっして少なくない。

そこで事例集では、各県ごとに高校生の二輪車の利用状況や安全運転教育の特徴を紹介しているほか、生徒たちが原付通学のメリットをどう感じているか、安全運転講習によってどんなことを学んだかなど、さまざまな声を紹介している。

自工会では、この事例集を教育関係者の参考に資するため全国の都道府県教育委員会に配布。

以下のウェブサイトからPDFデータをダウンロードができる。

『高校生への二輪車安全運転教育 好事例集2018』

http://www.jama.or.jp/motorcycle/environment/pdf/high_school_student.pdf

Motorcycle Information3月(第354号)掲載

カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日,交通安全,白書・意見書・刊行物
主催者

日本自動車工業会(自工会)

対象者 中高生,一般