2018年2月27日
明治産業、整備士向けeラーニング取り扱いを開始
明治産業(竹内眞哉社長、東京都港区)は、整備士向けのeラーニング「Electude(エレクチュード)」の取り扱いを開始する。
日本でエレクチュードを導入するのは同社が初めて。まずは、整備の研修事業を行う子会社Seiken e―Garage(石川雅敏社長、神奈川県大和市)の研修などで使用し、整備事業者などにも販売していく。初年度は600IDの取得を目指す。整備士の新しい育成手法として道筋を作りたい考えだ。
エレクチュードは、シミュレーションを中心としたeラーニングで、整備のさまざまな場面を仮想体験しながら学ぶツール。ゲーム感覚で学習できる独自の「3Dゲーミフィケーション」を採用し、インターネット環境があればどこからでも学習可能だ。整備について1千以上のカリキュラムがあり、自分に必要な分野をカスタマイズして学ぶことができる。また、教材は定期的にアップデートされ常に新情報を得られる仕組み。先進技術にあわせたカリキュラムにも対応する予定だ。IDごとに年会費が必要となる。
オランダで開発され、現在50カ国以上で整備の学習ツールとして導入されている。日本や東南アジア圏でのツール管理はiJapan(笠間和喜社長、東京都千代田区)が行う。
日刊自動車新聞2月27日掲載
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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主催者 | 明治産業 |
対象者 | 自動車業界 |