日産自動車は、大学１、２年生を対象としたインターンシップ（就業体験）を初めて開催する。自動車メーカーでは珍しい試み。

グループワークや講義を通じてグローバル企業のビジネス現場で求められるリーダー像を学んでもらう。業界研究や志望企業の選択に向けて、学生も早い時期から企業の情報を求める動きが高まっている。今後も学生側に有利な「売り手市場」が続く見通しの中、学生と早期に接触して自社に関心を持ってもらうのも大きな狙いだ。

キャリアイベント「技術の日産・グローバルリーダー早期養成講座」と題して今月１１、１８、２４、２５日に横浜市で、１３日に大阪市で開催する。理系のみ３、４年生も可能とする。各回定員は５０人で２４日は終日英語のみ。近年、各企業で広がりをみせている「１日インターン」で、参加期日を短縮することで学生との接点機会も増やすことができる。

日刊自動車新聞2月9日掲載