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2018年2月5日

軽検協、沼津支所が業務開始 移転新築で利便向上 静岡県自動車会議所の新事務所完成

軽自動車検査協会(清谷伸吾理事長)は、静岡事務所沼津支所を移転、新築し1月22日から業務を開始した。

新しい支所の敷地面積は静岡県自動車会議所分と合わせて8710平方メートル、事務棟の延べ床面積も拡張した。検査ラインに最新の検査機器を導入するなど受検者の利便性を高めるとともに周辺の環境にも配慮した。

同支所は1989年4月に静岡県長泉町に設立された。30年近くが経過し、地域の軽自動車の保有台数の増加とともに業務量も増え、構内は常時混雑し、繁忙期は検査待ちの車両があふれる状態になっていた。このため2015年に用地を取得し、昨年3月から工事を行ってきた。移転に伴い、旧支所にあった静岡県自動車会議所、全国軽自動車協会連合会静岡事務所のオフィスも同所に移転し、同日から業務をスタートした。
新しい検査棟の延べ床面積は1385平方メートル。検査ラインは2コースで、それぞれに音声で受検者を誘導するマルチテスタを導入するなど受検者の利便性を高めた。照明にはLEDを採用したほか、検査棟の一部の窓を二重ガラスにして音が周囲に漏れないようにした。
16日に同支所で落成式を行った。清谷理事長は「今後も効率的な運営に努めるとともに公正で厳正な検査と利便性の向上に努力していく」と挨拶した。来賓の永井啓文中部運輸局自動車技術安全部長は「最新の検査機器により検査の精度を高め、信頼される組織として全国の手本となる重要な役割を果たしてほしい」と述べた。また、杉山智彦静岡県自動車会議所副会長は「自動車業界はもとより地域経済の拠点となることを期待している」と新しい支所に地域活性化への期待を込めた。
所在地は以下の通り。
▽静岡県沼津市大塚字道上27―2 TEL050―3816―1778(コールセンター)

日刊自動車新聞2月2日掲載

開催日 2018年1月22日
カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日
主催者

軽自動車検査協会

開催地 沼津市
対象者 自動車業界