2018年1月29日
警察庁公表、自動車盗難1万件割れ目前 減少続き10年前の3分の1
警察庁は2017年の犯罪統計(暫定値)を公表した。
犯罪総数は前年比8・1%減の91万5111件と低下傾向が続く。乗り物盗難件数(認知件数)は同13・4%減の23万5791件、自動車だけをみると同12・4%減の1万213件だった。10年前に比べて3分の1まで減り、1万件を割り込む可能性も見えてきた。
自動車盗難は03年の6万4223件をピークに減少傾向が続く。検挙件数は同6・3%減の5355件となったものの、検挙率では同3・4ポイント上昇して52・4%になった。発生件数の最も多い県は茨城県の1397件(前年比12・1%減)、以下、大阪府1393件(同11・7%減)、千葉県1178件(同23・4%減)、愛知県1127件(同16・5%減)と続く。なお、昨年に比べ1位から4位までの順位に変動はなかった。
このほか、車上荒らしは5万4774件(同8・7%減)、部品ねらいは2万7352件(同3・7%減)となった。
日刊自動車新聞1月26日掲載
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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主催者 | 警察庁 |
対象者 | 自動車業界 |
リンクサイト | 警察庁ホームページ 犯罪統計資料(対前年同期比較) https://www.npa.go.jp/toukei/keiji35/new_hanzai.htm
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