自動車の体感イベント「モーターファンフェスタ２０２４」が、富士スピードウェイ（静岡県小山町）で開かれた。自動車メーカーや市販用品メーカーなど１１０社が出展。試乗車や同乗可能な車両が計１３７台集まり、２万５３１０人の来場者を楽しませた。日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会（ＮＡＰＡＣ、中嶋敬一郎会長）は、会員３３社が参加。カスタム車の展示のほか、パーツやグッズの販売などを通じ、イベントを盛り上げた。

エッチ・ケー・エス（ＨＫＳ）は、サスペンションキット「ハイパーマックス」を装着したトヨタ自動車の「ＧＲカローラ」などのデモカーの同乗体験会を実施。予約はオンラインで事前に受け付けたが、即日満席となるほどの人気だった。

市販用ホイールのレイズ（斯波翔太郎社長、大阪府東大阪市）はモーターファンフェスタの中で、３回目となるファンミーティングを行った。最新のホイールに加え、レーシングカーも並べた。抽選会も実施し、鍛造ホイールをはじめとしたグッズをプレゼントするなど、顧客満足の向上に取り組んでいた。

また、ＮＡＰＡＣでは、会員制交流サイト「Ｘ（旧ツイッター）」のフォローキャンペーンも行った。参加者にはオリジナルの「アルミホイル（料理用）」とエコバッグをプレゼントしたが、午前中には予定の配布数に達するなど、注目を集めていた。

一方、オートアフターマーケット活性化連合（ＡＡＡＬ、住野公一代表）の洗車の日委員会（宮内秀樹委員長）から、５社が参加。アンケートに答えた来場者に洗車グッズを配布し、今年で１６年目となる「洗車の日」をアピールした。

カテゴリー	展示会・講演会
対象者	一般,自動車業界

日刊自動車新聞5月7日掲載