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2024年4月01日

「フォーミュラE」東京大会 日産はホームレースで2位

FIA世界選手権「フォーミュラE」の東京大会が3月30日、東京ビッグサイト(東京都江東区)周辺の特設コース(約2.6km)で初めて開催された。国内自動車メーカーで唯一参戦した日産自動車のオリバー・ローランド選手はトップと0.7秒差の2位となり、日産は初のホームレースで表彰台を獲得した。会場には2万人が来場し、小池百合子東京都知事に加え、岸田文雄首相も訪れ、「国も東京都も環境に優しいレースを盛り上げていく。未来の夢を十二分に楽しみましょう」と語った。

レースには日産、ポルシェ、ジャガーなど11チーム22台が参加。予選でポールポジションを獲得したローランド選手は、決勝では中盤まで危なげのない走りで首位を守ったが、25周目でマセラティのマキシミリアン・ギュンター選手にトップを譲った。最終周までもつれたが、惜しくも優勝は逃した。

東京大会の特設コースは、コース幅が狭いため順位の変動は少なかったものの、電気自動車(EV)ならではの加速感やモーター音、バッテリーマネジメントによる駆け引きで、満員の観客席を沸かせた。

カテゴリー 展示会・講演会
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞3月30日掲載