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2024年3月29日

日本初「フォーミュラE」 29日から東京ビッグサイト周辺特設コースで開催

電気自動車(EV)によるFIA世界選手権「フォーミュラE」が東京ビッグサイト(東京都江東区)周辺の特設コース(約2・6㌔㍍)で29日から開幕する。日本開催は初めて。静粛性だけでなく、驚異的な加速性能などEVをPRする絶好の機会になりそうだ。

フォーミュラEはEVのフォーミュラカーを用いた唯一の世界選手権として2014年から開かれている。現在は日産自動車のほか、ポルシェ、ジャガー、マセラティなどが参戦する。マシン性能はシーズンを重ねるごとに進化し、現在の「第3世代」は最大350㌔㍗(約476馬力)を発揮する。

30年までに新車販売される乗用車の「100%非ガソリン化」を目指す東京都が誘致に積極的で、22年に運営団体との協定を結び、開催にこぎ着けた。競技コースには公道も一部用いる。

レースは29日16時25分からフリー走行が始まり、決勝は30日15時過ぎにスタートする。サーキットに隣接する東京ビッグサイトでは30~31日、都などが電動化技術を紹介する「E―東京フェスティバル2024」を開く。

カテゴリー 展示会・講演会
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞3月29日掲載