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2024年2月20日

軽検協、全軽自協が富山事務所移転 敷地倍増、混雑緩和へ

軽自動車検査協会(軽検協)富山事務所と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)富山事務所・富山県軽自動車協会(富山軽協)は、それぞれの事務所および検査棟などの施設を、従来の富山市藤木から同市新庄町馬場地区に移転・新築し、新施設の運用を開始した。新たな事務所と検査棟は、富山運輸支局や、関係団体などが入居する県自動車会館と隣接。今回の移転で県内の自動車流通拠点が馬場地区に一元化された。

新施設の敷地面積は6621平方㍍で、従来の2倍以上に拡大。検査コースの待機車両混雑の大幅な緩和などを見込む。建築面積は軽検協富山事務所の事務所棟が395平方㍍、検査棟が1007平方㍍となっている。

一方、全軽自協富山事務所・富山軽協は、建築面積が331平方㍍の2階建て事務所を構え、延べ床面積は429平方㍍とした。検査コースは2コースを配し、最新の検査・測定機器を導入。合わせて敷地の広さを活用した長い検査待機レーンを設けた。

施設用地は、品川グループ本社がダンロップタイヤなどを取り扱う品川商事カンパニー富山営業所として使用していた土地を譲受した。従来の藤木の施設は1973年に開設され、当時の県内の軽自動車保有台数は約6万8千台。現在は5・5倍超の約37万8千台に増えている。

新事務所の所在地と電話番号は次の通り。

▽軽自動車検査協会富山事務所=富山市新庄町字馬場1―4▽電話=050―3816―1852

▽全国軽自動車協会連合会富山事務所・富山県軽自動車協会=富山市新庄町字馬場1―7▽電話=076―405―9366

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
対象者 自動車業界

日刊自動車新聞2月20日掲載