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2024年2月16日

大阪オートメッセ 286社660台展示、前回上回る来場者21万人超

「第27回大阪オートメッセ2024」が、10~12日にインテックス大阪(大阪市住之江区)で開催された。自動車メーカーやディーラー、アフターパーツメーカーなど286社が車両660台を用意したカスタマイズの祭典は、前年を上回る21万1738人の来場を集める盛況となり、イベントを彩る展示の数々に、近畿一円の老若男女が熱視線を注いだ。

完成車メーカーでは国内メーカー7社のほか中国・比亜迪(BYD)が出展し、スポーツモデルを中心とした最新のクルマを披露。近畿のディーラーでは西日本三菱(吉岡重文社長)や大阪トヨペット(横山昭一郎社長)グループ(OTG)、神戸トヨペット(西村公秀社長)、日産プリンス兵庫(長手繁社長)などが参加し、自社オリジナルのカスタマイズカーやユーザー参加型の企画を用意した。

近畿のクルマファンが一堂に会するイベントには、大阪府・市の万博推進局も参加。公式キャラクターの「ミャクミャク」がオープニング式典に登壇し、約1年後に迫る大阪・関西万博の機運醸成を図った。

ブレーキパーツ製造のディクセル(音田栄作社長)やホイール製造のワーク(田中知加社長)など、在阪のものづくり企業も数多く出展し、イベントを盛り上げた。

大阪開催のイベントとして、東京など他地域とは異なる個性化の提案も魅力。会員各社による合同ブースを出展した日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会(NAPAC、中嶋敬一郎会長)の高瀬嶺生相談役(ブリッド社長)は、「カスタマイズにもいろいろあるが、関西のユーザーは東京以上にドレスアップへの関心が強い。各社が強烈な個性を訴求するブースづくりは、大阪ならではだ」と目を細めた。次回は2025年2月7~9日の3日間、インテックス大阪での開催が予定されている。

カテゴリー 展示会・講演会
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞2月16日掲載