九州運輸局　車いす・ベビーカーワンストップでレンタル、サービス実証

九州運輸局は、旅行者の利便性を高める取り組みの一環として「車いす・ベビーカー　ワンストップレンタルサービス」の実証事業を２月１日から開始する。九州各県のバリアフリーツアーセンターなどの協力を受け、複数県にまたがる申し込みをワンストップで行うプラットフォームを構築し、その効果や運用の持続可能性を検証する。実施期間は３月６日まで。

複数県を周遊する際に、旅先で車いすやベビーカーを必要とする人は、各県ごとに車いすやベビーカーの取り扱い団体へ、それぞれ別に申し込む必要がある。こうした状況を踏まえ、九州運輸局ではワンストップレンタルの実証事業を行うことにした。

利用者は、パソコンやスマートフォンで、申し込みウェブサイトにアクセスし、ユーザー登録して申し込む。貸し出し・返却場所は、福岡空港や嬉野温泉バスセンター、長崎空港、熊本空港、鹿児島空港など。利用料金はエリアによって異なる。