会員向けクルマ
biz

INFORMATIONクルマの情報館

自動車産業インフォメーション

2024年1月26日

東京都トラック協会 理事会と新年交歓会を開催

東京都トラック協会(浅井隆会長)は、都内で「令和5年度第4回理事会」を開催した。閉会後は東京トラック業界新年交歓会を開催し、新年および「物流の2024年問題」へ向けた決意を新たにした。冒頭には、元日に発生した能登半島地震と翌日の羽田空港での航空機事故に触れ、能登半島地震では協会が要請を受けた支援物資輸送の状況を報告した。

議題では昨年の警視庁管内における事業用貨物自動車が関与した死亡事故発生状況を報告し、総件数25件と前年より3件増えたが、そのうち会員関与は5件と同4件減った。「交通事故ゼロ」に向け、運転者に対する安全確認の強力な指導徹底を確認した。

また、令和6・7年度理事・監事・評議員の支部割り当てを変更し、定数を削減。令和6年度役員改選に向けては、会長候補者選出・管理委員会の委員を選出した。そのほか国土交通省が23年8月より「標準的な運賃・標準運送約款の見直しに向けた検討会」を開催し、これらの見直しに向けた議論を経て公表された検討会の提言について共有した。

一方、理事会前には東京都都市整備局の担当者より、東京都運輸事業者向け燃料費高騰緊急対策事業に関する補助金の申請受付(実施期間=2024年1月9日~2月19日)の説明が行われた。

浅井隆会長は「今年はついに『物流の2024年問題』が始まる。持続可能なトラック輸送の実現に向けて協会が英知を結集し、乗り越えていきましょう」とあいさつした。

また、東京のトラック関係4団体による新年交歓会では「4団体が引き続き一致団結し、直面する諸課題の一刻も早い解決に向けて取り組んでいく」と決意を述べた。

カテゴリー 会議・審議会・委員会
対象者 自動車業界

日刊自動車新聞1月26日掲載