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2024年1月23日

札幌モビリティショー閉幕 30ブランド勢揃い、異業種出展も目立つ

「札幌モビリティショー2024」(主催=同実行委員会)が19~21日の3日間、札幌ドーム(札幌市豊平区)で開催された。4年ぶりの開催となる今回のショーでは、国内外の四輪車・二輪車の21社30ブランドの車両約120台が展示されたほか、自動車業界以外の次世代モビリティに関連した企業も出展した。

12年に「札幌モーターショー」としてスタートし、今回が6回目の開催。「ジャパンモビリティショー」や他の地方開催と同じく「モビリティショー」に改称し、「見つめる先が未来だ。」をテーマに、新型の電気自動車(EV)や自動運転車を中心とした展示内容とした。トヨタ「カヨイバコ」や日産「ハイパーフォース」、ホンダ「サステナシーコンセプト」など各社の個性的なコンセプトEVや新型車などが展示された。

次世代モビリティに関連する企業も出展。会場内には電動車いすなどの次世代近距離モビリティの試乗ブースが展開され、来場者は乗り心地や使い勝手を体験していた。

北海道ならではの企画として、北海道自動車産業ゾーンを展開。トヨタ自動車北海道など、道内の自動車関連企業各社がブースを展開し技術力をPRしたほか、道内の大学・専門学校の学生らが制作した学生フォーミュラ・EVカーも展示された。ものづくり体験企画も用意し、子ども向けのミニ四駆を使ったEV教室や、タブレットを用いた自動運転のプログラミング体験も行われた。

屋外の会場では国内主要メーカーの最新車輌の試乗会のほか、道内で人気のスイーツを味わえるコーナー、子ども向けの謎解きイベントも開かれた。レゴブロックで作られた実物大のトヨタ「GRスープラ」も注目を集めた。

カテゴリー 展示会・講演会
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞1月22日掲載