2024年1月17日
東京都 ZEV普及策の一環、小学校に出張授業
東京都は、ゼロエミッション車(ZEV)の普及キャンペーンの一環として、都立立川国際中等教育学校附属小学校(東京都立川市)と都立総合工科高等学校(東京都世田谷区)で、出張授業を開催した。2023年から展開されている「トーキョーZEVアクション」に関するイベントで、小学生や高校生にZEVの意義や魅力を伝えることを狙った。
都立立川国際中等教育学校附属小学校では、大角ゆきさんをゲストに迎え、同校の2年生を対象に「電気自動車(EV)に関する実験講座」を実施した。地球温暖化の原因や対策、再生可能エネルギーやEVを説明した後、リーフのモデルカーを用いた発電・蓄電実験を行い、再生可能エネルギーを活用する未来のクルマについて考えて学べる授業を行った。
都立総合工科高等学校では、ゲストに山之内すずさんを迎え、同校の生徒を対象に「EV特別出張授業」を実施した。講師は、日産自動車でEV向けバッテリーや充電システムを開発している鳴神寿一氏が担当。同社のEV開発にも携わっていた鳴神氏の説明を受けた後、EVに関するスペシャルクイズ大会が行われ、盛り上がりをみせた。他にも、会場で使用する電気の一部をリーフから給電するなど、EVを学び、体感できる講義となった。
カテゴリー | 展示会・講演会 |
---|---|
対象者 | キッズ・小学生,自動車業界 |
日刊自動車新聞1月17日掲載