はとバス　観光利用者数３倍に、事業実績公表

はとバス（武市玲子社長、東京都大田区）は、第８２期（２０２２年７月～２０２３年６月）の事業実績を公表した。観光バスの利用者数は、観光促進事業の実施が追い風となり前期に対し約３倍の４３万７１３５人に増加した。コロナ禍前の１９年６月期との比較では５７％にとどまり水準は低いが、今後も回復に取り組み収益拡大を目指す考えだ。

期中の総利用者数は、前年比３３０・９％増の５２万５７４３人。２２年７～８月は、第７波の影響で低調に推移したが、９月に入り感染症も落ち着きはじめ、１０～１１月には、利用者が増加。さらに２３年２月からは同社のオープンバスの利用者も２倍に増えた。