三菱自動車は２１日、ピックアップトラック「トライトン」を２０２４年２月１５日に発売すると発表した。日本で販売するのは１２年ぶり。「パジェロ」の４輪制御技術を生かした悪路走破性とともに、ＳＵＶと同等の先進装備を採用した。年間で１５００台の販売を目指す。

タイで７月に発表した新型トライトンを輸入して発売する。タイではシングルキャブや、シングルより後部が少し広いクラブキャブも展開しているが、日本にはまずダブルキャブ仕様を導入する。個性を求めるファミリー層を中心に拡販する。

車両サイズは全長５３６０×全幅１９３０×全高１８１５㍉㍍（上級仕様のＧＳＲ）。最高出力１５０㌔㍗（約２０１馬力）、最大トルクが４７０ニュートン・㍍のディーゼルエンジンを搭載した。排気量は２・４㍑。燃費は１１・３㌔㍍／㍑（ＷＬＴＣモード）。価格は４９８万８００円～５４０万１千円（消費税込み）。

日刊自動車新聞12月22日掲載