会員向けクルマ
biz

INFORMATIONクルマの情報館

自動車産業インフォメーション

2023年12月14日

11月の中古車登録・届け出台数 3%増、7カ月連続プラス

日本自動車販売協会連合会(自販連、金子直幹会長)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協、赤間俊一会長)が12日発表した11月の中古車登録・届け出台数は、前年同月比3・2%増の51万3824台となり、7カ月連続で前年実績を上回った。増加幅は前月に比べて3・5㌽減少したものの、堅調な動きは維持した。登録車、軽自動車ともに前年超えしており、新車供給の平準化に伴う商品中古車の品ぞろえが潤沢となったことで、市場の活性化が進んでいるとみられる。

自販連がまとめた11月の中古車の登録台数は前年同月比4・2%増の28万8685台で、8カ月連続のプラスとなった。乗用車は同4・7%増の25万68台で、このうち、普通乗用車が同8・7%増の15万3473台、小型乗用車が同1・2%減の9万6595台だった。新車市場も普通車が好調で、この傾向が中古車にも表れた。貨物車は同1・7%増の3万1384台、バスは同16・5%減の686台だった。

全軽自協がまとめた11月の軽中古車の販売台数は同1・9%増の22万5139台だった。前年超えは7カ月連続。乗用車は同3・3%増の17万9811台と好調を維持した一方、貨物車は同3・4%減の4万5328台とマイナスに転じた。

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞12月13日掲載