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2023年12月07日

11月の新車販売ランキング 新型「N-BOX」好調で4カ月連続トップ

ホンダ「N―BOX(エヌボックス)」が2023年11月の車名別新車販売(登録車と軽自動車の合計)で4カ月連続の首位となった。11月も全モデル中、唯一の2万台超えを記録した。エヌボックス以外にも新車供給が安定し、人気車種を中心に登録実績を一段と伸ばすモデルが増えている。

日本自動車販売協会連合会(自販連、金子直幹会長)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協、赤間俊一会長)が6日発表した11月の車名別販売台数によると、総合1~3位の顔ぶれは8月から変わらない状況が続いている。

エヌボックス(同20.7%増の2万1097台)、2位はトヨタ自動車の小型車「ヤリス」(同30.5%増の1万6895台)に、3位のダイハツ工業の軽「タント」(同6.6%増の1万5988台)が続く。一方、5位のスズキの軽「スペーシア」は11月下旬に6年ぶりの全面改良を受けたばかり。新型車効果を追い風に、12月に上位3位の一角に食い込めるかが注目される。

登録車ではヤリスがトップを維持しており、12月も続けば通年での首位独占となる。また、5位のホンダ「ヴェゼル」は、総合順位で8位と2年1カ月ぶりに10位圏内に入った。

軽はスーパーハイト系ワゴンのエヌボックス、タント、スペーシアが上位を占めた。スズキ「ハスラー」とダイハツ「タフト」の軽SUVも3割に迫る伸びを記録した。一方、日産の電気自動車(EV)「サクラ」は同22.1%減の2725台にとどまった。

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞12月7日掲載