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2023年12月05日

演劇で考える「くらしの足」 NPO現代座が13年ぶり再演

くらしの足をみんなで考える全国フォーラム実行委員会(岡村敏之委員長)は1日、「くらしの足を考える観劇・シンポジウム」を自動車会館(東京都千代田区)で開いた。初代実行委員長の故・武本英之氏(元東京交通新聞社社長)の脚本による演劇「わすれものはありませんか?」を、クラウドファンディングによる支援のもと、NPO現代座が13年ぶりに公演した。

この作品は、福祉輸送サービスが抱える問題を、タクシードライバーと老婦人の交流を通して描いたもの。初演の2008年当時と今では福祉輸送を取り巻く環境が異なるものの「何が変わったのか、そのことを考えてみる機会とすることに意味がある」(実行委員会)として、当時の脚本で再演した。

シンポジウムでは、現実行委員長の岡村敏之氏をファシリテーターに、藤田耕三氏(元国土交通省事務次官)や鎌田実氏(日本自動車研究所所長)らが登壇。タクシーや福祉移動サービスの15年間の変遷を振り返ったほか、ライドシェアなど新たな移動手段への期待や課題を語った。

カテゴリー 展示会・講演会
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞12月5日掲載