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自動車産業インフォメーション

2017年12月26日

日本発の「自動車運転時の歩行者検出・被害軽減ブレーキ」に関する国際規格が発行されました~昼間だけでなく夜間の自動車による歩行者交通事故削減を目指して~ 経済産業省

昼間及び夜間の自動車運転時に、歩行者を検出し、自動ブレーキによって衝突被害を軽減するシステムに関する日本発の国際規格が発行されました。これにより、歩行者事故死亡者割合の高い夜間条件においても有効な予防安全機能を搭載した自動車が普及し、歩行者交通事故被害の減少につながることが期待されます。

本規格に基づき昼間条件のみならず歩行者事故死亡者割合の高い夜間条件での機能要件及び試験方法が世界各国の自動車アセスメントに採用されることで、より高い予防安全性能を搭載した自動車が普及し、歩行者交通事故被害が減少して国連SDGs目標の2020年までに世界道路交通事故死傷者半減に貢献することが期待されます。

経済産業省ニュースリリース12/26

開催日 2017年12月26日
カテゴリー 会議・審議会・委員会
主催者

経済産業省産業技術環境局 国際標準課

対象者 自動車業界
リンクサイト

経済産業省

http://www.meti.go.jp/press/2017/12/20171225005/20171225005.html?from=mj

※今回発行された国際規格は、経済産業省の委託事業であるエネルギー使用合理化国際標準化推進事業委託費(自動走行システムの基礎的要素技術に関する国際標準化・普及基盤構築)の成果の一部によるものです。本規格に加え、部分的自動車線変更システム等についても日本が主導して取り組んでいます。