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2022年11月04日

ナスバと日本自動車会議所 事故被害者の作品展、11月末から自動車会館で

自動車事故対策機構(ナスバ、中村晃一郎理事長、東京都墨田区)は、11月28日から12月2日まで日本自動車会館(東京都港区)で交通事故被害者らが制作した絵画作品などの展覧会「~ナスバギャラリーIN東京~」(日本自動車会議所共催)を開催する。

日本自動車会議所(内山田竹志会長)との共催で、交通事故により重度の後遺障害を負った人、交通遺児らが思いを込めて制作した作品を自動車業界団体が集う同会館で公開し、改めて交通安全と事故防止の徹底を広く呼びかける。

ナスバと自動車会議所は、2020年1月に日本自動車会館で事故被害者の作品展を開始した。今回は交通遺児らが応募した21年度の「友の会絵画コンテスト」の入賞作品や、重度後遺障害者(療護施設入院患者・介護料受給者)の創作作品(切り絵など)の展示を予定する。

事故で脳や脊髄を損傷し介護を受けるようになった重度後遺障害者らは、不自由な手や口を使って作品を創作することが大きな励みとなっている。その作品に込められた思いや願いを自動車業界の関係者に知ってもらい、悲惨な交通事故の防止につなげたいとする。展示時間は午前8時~午後8時(初日は正午開始、最終日は午後1時終了)。

カテゴリー 会議所ニュース
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞10月28日掲載