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2021年8月04日

ホンダ、スポーツカー「NSX」22年末に生産終了 最終モデルを世界初公開

Hondaは、2021年8月に発表を予定している、「NSX Type S(エヌエスエックス タイプエス)」の先行情報を、本日世界初公開しました。

2016年8月に発表した2代目NSXは、卓越した動的性能を持ちながらも、誰もが快適に操ることができることを目指し、「人間中心のスーパースポーツ」という初代モデルが提案したコンセプトを継承。Honda独自の電動化技術である3モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD®(Super Handling-All Wheel Drive)」の採用により、エンジンだけでは達成することが難しい、高いレベルのレスポンスとハンドリング性能を実現した新時代のスーパースポーツ体験(New Sports eXperience)を提案したモデルです。

今回新たに投入するNSX Type Sは、今までのNSXを超えることを目指し、パフォーマンスとデザインを追求した、2代目NSX最後のモデルとなります。

NSX Type S

NSX Type S

今回公開した先行情報や映像については、以下URLからご覧いただけます。
 URL:https://www.honda.co.jp/NSX/new/

「NSX Type S」~お客さまへ感謝を込めた特別なモデル~

2代目NSXは、2022年12月をもってその歴史に幕を閉じます。

NSX Type Sは、2代目NSXにおけるチャレンジの集大成として、さらなるパフォーマンス性能向上と精悍さや美しさを感じられる佇まいを追求し、「走る喜び」や「意のままに操る」喜びの提供のみならず、「所有する喜び」を感じていただけることを目指し、これまでのご愛顧に対する感謝を込めた特別なモデルです。

また、限定カラーとなる新色のマットカラーを設定するなど、スーパースポーツとしての魅力を高めたNSX Type Sは、全世界で350台限定(国外320台、国内30台)の販売を予定しています。

時代とともに進化してきたHondaのチャレンジの象徴「NSX」

NSXは、その時代における、Hondaのクルマづくり、モノづくりにおけるチャレンジの象徴であり、お客さまに日常からワインディング走行、サーキットでのスポーツ走行まで、より幅広い場面で楽しめるスーパースポーツを提供するとともに、モータースポーツ活動などにも大きく貢献し、ブランドの一翼を担ってきた存在です。

1990年に販売を開始した初代モデルは、量産車として世界初となるオールアルミ・モノコックボディーの採用により大幅な軽量化を実現。当時の最先端技術を結集し、動力性能と運転のしやすさを高い次元で両立させた新世代のミッドシップ・スポーツカーとして、世界中のお客さまよりご好評をいただきました。

2016年に登場した2代目モデルは、初代から継承し続けてきた、「人間中心のスーパースポーツ」というコンセプトを貫き、Honda独自の先進的な電動化技術を採用し、ドライバーとクルマの一体感が生み出す「操る喜び」をより多くのお客さまに提供すべく、開発してきました。

また、熟練した技術者が持つ職人の技と、革新的な先進生産技術との調和を実現させた米国の「パフォーマンス・マニュファクチュアリング・センター」で生産し、グローバルで供給してきました。

継承されるチャレンジングスピリット ~新時代に向けた新たなチャレンジ~

Hondaは、NSXで培った人材、技術などを今後のクルマづくり、モノづくりに生かすことで、来たる電動化や新たな価値を持ったモビリティの中でも、お客さまに引き続き「走る喜び」「操る喜び」を提供していくべく、チャレンジしていきます。

最後に、NSXを愛してくださった、すべての皆さまに心より、感謝いたします。

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

ホンダ

対象者 一般,自動車業界
リンクサイト

Honda | スーパースポーツ「2代目NSX」最終モデル 「NSX Type S」の先行情報を世界初公開