2019年8月29日
メガネなくても3Dで ボッシュが新型ディスプレー 従来画面より早く情報把握
独ボッシュはこのほど、新型3Dディスプレーを開発したと発表した。3Dメガネがなくても3D表示ができる「パッシブ方式3D技術」を採用したことで、ユーザーが従来の画面表示よりも速く視覚情報を把握できるようにした。また、ボイスコントロールやタッチコントロールでの操作も可能とした。
リアビューカメラの映像をよりリアルにしたことで、ドライバーが駐車時に障害物を速く検出できるほか、ドライバーがリアフェンダーと駐車場の壁との間の隙間をこれまでよりも的確に把握しやすい仕様とした。
将来、自動運転の普及などによって車内空間の自由度が高まったときに備え、ラウンド型や角丸型といった変わった形のディスプレーにも対応できるようシステム開発を行った。
同社は、世界の車載ディスプレー市場は現在の150億㌦から2025年までに2倍の300億㌦へ伸長すると見ている。市場の成長を見込み、今からラインアップを多様化して備える。
日刊自動車新聞8月26日掲載
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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主催者 | 独ボッシュ |
開催地 | ドイツ |
対象者 | 大学・専門学校,一般,自動車業界 |