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2019年7月19日

トヨタ、東京2020オリンピック・パラリンピックを大会専用開発モビリティ「APM」でサポート

-夏季の大会での来場者へのラストワンマイル提供や、大会中の救護対応も視野に入れて開発-

トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)は、オリンピックおよびパラリンピックのワールドワイドパートナーとして、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会をサポートする専用モビリティ「APM(Accessible People Mover)」を開発しました。

トヨタは、大会を通じ、「すべての人に移動の自由を(Mobility for All)」提供することにチャレンジしており、「APM」では本コンセプトを最大限に織り込み、大会関係者や選手のほか、ご高齢の方、お身体の不自由な方、妊娠中や乳幼児をお連れのお客様などアクセシビリティに配慮が必要な様々な来場者に対し、ラストワンマイルのソリューションを提供することで、より多くの方が快適に競技会場に足を運べるようお手伝いします。また、一部車両は、夏季の大会における会場内の救護活動にも利用予定です。大会期間中は、約200台の「APM」が競技会場、選手村など、様々な大会施設内で来場者・大会関係者の移動をサポートします。

【主な特長】
「基本モデル」 より多くの方の試合観戦をサポートすべく、ラストワンマイルの「足」を提供
広大な会場敷地内での来場者・関係者輸送に適した短距離・低速型EV。
大会関係者や選手のほか、ご高齢の方、お身体の不自由な方、妊娠中や乳幼児をお連れのお客様など多様な利用者を想定。
3列シートで、1列目が運転席、2列目が3人掛け、3列目が2人掛けの計6人定員。車いす利用時には、2列目の折り畳みが可能。
運転席のシートポジションが高い位置かつセンターに設けることで、運転手が乗客を見渡し、乗り降りをサポートしやすい安全性に配慮した設計。
乗客席は、両側からのアクセスが可能で両サイドの乗り降り補助バーを設置。車いす用のスロープや車いす固定用のベルトも搭載しており、車いすの方を含めた乗り降りのしやすさに考慮。

「救護仕様」 大会中の救護活動に対応
基本モデルをベースにしつつ、2列目、3列目の半面にストレッチャーがそのまま搭載できる仕様に。また、救護が必要な方をより安定した状態で搬送できるよう、ストレッチャーの固定台を搭載。
ストレッチャーの横には、救護スタッフ2名分の座席も確保。

トヨタ自動車ニュースリリース7月18日発表

開催日 2019年7月18日
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

トヨタ自動車(株)

対象者 キッズ・小学生,中高生,大学・専門学校,一般,自動車業界
リンクサイト

ニュースリリース

https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/28866828.html