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2019年7月16日

自販連広島 積極活用を推奨、OSS利用率が一段と向上 導入から2年、順調な実績

日本自動車販売協会連合会(自販連)広島県支部(岡本精二支部長)での自動車保有関係手続きのワンストップサービス(OSS)の利用率が一段と向上している。今年度に入ってから4月は前年同月比11・7㌽増の50・9%、5月は同11・8㌽増の53・2%、6月は同10・5㌽増の52・8%と10㌽以上飛躍的に高まった。導入開始から2年で順調な実績を残し、さらなる利用促進に向けて会員各社に導入の利点を訴え、OSSの積極活用を推奨していく。 自販連広島県支部では2017年4月にOSSを導入した。昨年度の新車新規のOSS利用率は46・6%だった。今年度は6月まで累計で52・3%となり、東京、大阪など先行都府県と比較すると低いものの、スタートから2年しか経過していない県の中では高レベルを維持する。

同支部では昨年度当初は40%台で推移していた。ただ、月を追うごとに増えており、今年度は50%を超えるまでに高まった。政府もOSS普及する方針を掲げるなど社会的な傾向も強い。このため、当面は新車新規で利用率を60%まで引き上げる目標を掲げていく。

各社にOSSによる業務負担軽減、事務作業の効率アップなどのメリットを訴え、利用を促していく。「とくに作業効率の改善により政府が推奨する働き方改革にもつながる。引いては仕事の仕組みそのものが変わる可能性を秘めている」(岡本支部長)と話している。

日刊自動車新聞7月11日掲載

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

日本自動車販売協会連合会広島県支部

開催地 広島県
対象者 自動車業界