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自動車産業インフォメーション

2019年6月24日

日産が世界11ヵ国で調査、セダン需要は健在

日産自動車が19日発表した、セダン市場に関する調査によると、セダンを所有していない人の75%が「現在、あるいは将来的にセダンを購入検討の対象とする」と回答したという。日本や米国、中国など11カ国で、自動車を所有している、または購入を検討している人を対象に調査を行った。対象は8千人。

特にセダンを所有していないミレニアル世代(回答時点で21~34歳)は、80%がセダンを購入検討の対象とすると回答した。
また、セダンオーナーの回答者のうち71%が旅行に、62%が自然やアウトドアに興味を持っていると回答し、セダンは日々の通勤用途だけに使われているのではないことも分かったとしている。

世界的なSUV人気の高まりから、セダン市場が縮小しているとの見方もあるが、日産では同調査も踏まえつつ、セダンのラインアップを今後も充実させる方針。日本では高速道路上の同一車線内に限ってハンドルから手を放した状態での自動運転を可能にする「プロパイロット2・0」を採用した新型「スカイライン」を今秋発売する予定と発表している。米国では昨年、世界初の2・0㍑直列4気筒可変圧縮比ターボエンジン「VCターボ」を搭載した新型「アルティマ」を発売した。アルティマが属する「ローワーミッドサイズセグメント」は北米市場の新車市場のうち約9~10%を占める重要な市場で、そのうち約7割がアジア系のブランドであるという。

日刊自動車新聞6月20日掲載

開催日 2019年6月19日
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

日産自動車㈱

開催地 海外11か国
対象者 自動車業界
リンクサイト

日産自動車、グローバルに新型セダンのラインアップを充実

https://newsroom.nissan-global.com/releases/release-e73da1f0ecf4e78782101708120c20cd-190619-00-j