2019年6月4日
三井住友海上、「ながら運転」防止へ、フリート契約者向けサービス
三井住友海上火災保険は27日、運転中のスマートフォン(スマホ)使用による「ながら運転」を防止するフリート契約者向けサービスを今夏に開始する予定だと発表した。専用の車載器端末とスマホアプリを利用して、急加速など危険運転を察知した際にスマホでの通話やアプリ操作を制限する。企業の安全運転対策・管理などに活用してもらい、ながら運転による交通事故の抑制につなげたい考え。
車内に設置した専用の車載端末機とスマホがブルートゥース信号で接続されると、専用アプリが自動で起動する。運転するクルマが急加速や一定速度を超過した場合に、加速度センサーが反応して専用アプリが、スマホでの通話やアプリ操作を不能にさせる。
導入企業の安全運転管理者は、専用ウェブサイトで従業員ごとのアプリ起動状態や急加速・急減速などの運転状況を確認できる。スマホアプリの利用料は無料で、専用車載器は別途購入が必要となる。 同サービスを展開後、交通事故の抑止効果が見られた場合、保険料の割引きに活用することも視野に入れている。
日刊自動車新聞5月31日掲載
開催日 | 2019年5月27日 |
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カテゴリー | 交通安全,白書・意見書・刊行物 |
主催者 | 三井住友海上火災保険㈱ |
対象者 | 大学・専門学校,一般,自動車業界 |
リンクサイト | 三井住友海上火災保険ニュースリリース スマートフォン「ながら運転」防止アプリの開発について |