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2019年5月28日

マツダ、新型「マツダ3」発売 疲労軽減車両構造を初採用

マツダは24日、新型「マツダ3」を発売した。人間の理想の運転姿勢を実現し、疲労を軽減する新世代車両構造技術「スカイアクティブ・ビークル・アーキテクチャー」を初採用した。世界で初めてガソリンでの圧縮着火を実現したエンジン「スカイアクティブX」搭載モデルも10月に発売する。国内車名は先代までの「アクセラ」から海外名のマツダ3に変更した。社名を冠した名でブランドイメージを強化する。販売目標は世界で年間35万台、国内は月間2千台。
マツダ3は同社の新世代商品第一弾モデルで、新開発プラットフォームにスカイアクティブ・ビークル・アーキテクチャーを採用した。ボディーやサスペンション、シートなどを刷新し、連携させることで、着座時の乗員の頭部を安定させ、疲れにくくした。静粛性を高めると同時に、必要な音だけが聞こえるオーディオシステムも新開発。デザインは深化した「魂動(こどう)デザイン」を採用し、「全領域で質感を磨いた」(丸本明社長兼最高経営責任者)。
車載通信機を一部グレードを除いて標準搭載とし、事故や故障などドライバーを24時間サポートするコネクテッドサービスの提供を始める。新開発エンジン、スカイアクティブXは、マイルドハイブリッド車として販売する。設定グレードは、7月に予約受注を開始し、10月に販売を始める予定だ。
ボディータイプはハッチバックとセダンの2種類。価格は218万1千円~362万1400円。ハッチバックのベースグレードはアクセラ比22万6千円高となる。国内では輸入車を利用している中高価格帯のユーザーへのアプローチも強化する。

日刊自動車新聞5月25日掲載

 

開催日 2019年5月24日
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

マツダ㈱

対象者 一般,自動車業界
リンクサイト

マツダニュースリリース 新世代商品第一弾、「MAZDA3」の国内販売を開始

https://www2.mazda.com/ja/publicity/release/2019/201905/190524a.html