福島県自動車教育推進協議会（佐藤修朗会長＝日本自動車販売協会連合会福島県支部支部長）と日本自動車教育振興財団（ＪＡＥＦ、内山田竹志理事長）はこのほど、福島市の福自販会館で自動車技術教育用教材の贈呈式を開催した。県内の自動車技術教育を実施する高等学校の校長や担当教諭が出席し、佐藤会長から目録を受け取った。
今回は県内では１０校が教材提供の対象となり、寄贈先の累計は５４校となった。教材には、各校が要望した「分解組立用エンジン」や「燃料電池実験キット」などが用意された。
贈呈式で佐藤会長は「今回も教材を配布させてもらうことなりました。次世代を担う生徒の皆さんに有効活用してもらえたら」などと述べた。教材を受け取った高校を代表して同県立福島工業高校の松本明倫校長は「教材は自動車の仕組みを理解するなど、工業教育に利用することになります。各校で有意義に活用させてもらいます」と謝辞を述べた。
贈呈式終了後には、出席者同士で意見交換会が行われた。各校の教育方針や学校の概況について報告され、活発な情報交換が実施された。