2018年10月13日
自工会、東京モーターフェスで税負担の大きさ訴え ユーザーの声集める
日本自動車工業会(自工会、豊田章男会長)は「東京モーターフェス2018」(6~8日、東京・お台場)で、自動車関連の税制に対する来場者の声を聞く「みんなで声をあげよう!高すぎる!クルマの税金」コーナーを設けた。自工会は来年10月の消費税率引き上げを控え、車体課税の抜本的な見直しを要望中。モーターフェス会場では自動車税に対する意見を集めて掲示し、ユーザーの声を集めるとともに、自動車ユーザーの税負担の大きさを訴えた。
来場者の率直な意見を気軽に書いてもらうため、税制に対する考えをステッカーに記入してもらい、メッセージボードや車両に貼り付けて掲示した。ステッカーを見ると「クルマの税金高すぎ!」「車を買うのためらうよ」「大切にしている古い車の税金を安くして」などの書き込みがあった。
自工会は、来年10月に予定される消費税率10%への引き上げによる影響を懸念している。
現在の税負担を維持したまま消費税率が上がると30万台の需要が減り、2兆円の経済損失と9万人の雇用減につながるとの試算もある。
自工会としては、自動車税を引き下げて増税の影響を最小限にとどめたい考えだ。
日刊自動車新聞10月10日掲載
開催日 | 2018年10月6日 |
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開催終了日 | 2018年10月8日 |
カテゴリー | 展示会・講演会 |
主催者 | 日本自動車工業会(自工会) |
開催地 | お台場(東京都江東区) |
対象者 | 一般,自動車業界 |