2018年8月28日
岐阜県立国際たくみアカデミー、小中学生対象に整備士体験教室
公共職業能力開発施設の岐阜県立国際たくみアカデミー(岐阜県美濃加茂市)はこのほど、小中学生を対象にした「親子しごと体験教室」を開催した。
同校が人材輩出する自動車整備業や建築業などを中心に、子供たちにものづくりや仕事を体験してもらうことで、将来の人材確保につながるとして今回が初の開催となった。「自動車整備士体験」や「大工体験」など九つのコーナーから三つを選んで体験でき、小学3年生~中学3年生の78人が参加した。
自動車整備士体験では岐阜県自動車整備振興会(田口隆男会長)が協力し、整備士の仕事の魅力などを体験を通して伝えた。また、「自動ブレーキシステムの同乗体験」や「タイヤホイールの取り付け体験」を行い、19人が参加した。自動ブレーキシステム体験では講師の運転で子どもたちは衝突被害軽減ブレーキの機能を体験し、安全運転支援システムを学んだ。また、タイヤホイールの取り付け作業では間違って取り付けられているナットを探し、電動インパクトレンチを用いて適正に取り付ける整備体験を行った。
講師を努めた同振興会教育部の大野克己部長は「機械が発達して作業は楽になったが、自動車整備には専門知識が必要」と子どもたちに話し、整備士の重要性を伝えていた。
日刊自動車新聞8月23日掲載
カテゴリー | 社会貢献 |
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主催者 | 岐阜県立国際たくみアカデミー |
開催地 | 岐阜県立国際たくみアカデミー(岐阜県美濃加茂市) |
対象者 | キッズ・小学生,中高生,自動車業界 |
リンクサイト | 国際たくみアカデミーホームページ http://www.takumi.ac.jp/ |