2018年7月23日
〈西日本豪雨〉全タク連 30営業所240台が被災 広島では2人死亡
全国ハイヤー・タクシー連合会(全タク連)は、今月上旬の西日本豪雨によるタクシー事業者の被災状況をまとめた。
最も被害が大きかった広島県では、従業員2人が死亡する人的被害が出たほか、西日本各地で計30営業所、車両計240台が被災したことが明らかになった。現在調査中の地域もあり、被害判明は今後広がることも予想される。
全タク連が17日現在でまとめたところによると、広島県で営業中に1人、自宅で1人が死亡、12営業所が浸水・土砂流入、車両99台が水没・土砂流入・倒木の被害を受けた。
岡山県では4営業所が床上浸水し、1営業所と車両106台が水没した。福岡県では6営業所が床上浸水し、車両21台が冠水・水没。愛媛県では2営業所が床上浸水、3営業所が車庫浸水、車両13台が水没した。岐阜県と高知県はそれぞれ、1営業所で水没と床上浸水の被害だった。
鳥取、佐賀、長崎の各県は調査中、京都府と兵庫県は被害がなかった。
また、大雨特別警報が発表されなかった大分県でも、車両1台が水没する被害が確認された。
日刊自動車新聞7月21日掲載
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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主催者 | 全国ハイヤー・タクシー連合会(全タク連) |
開催地 | 広島県、岡山県、福岡県、愛媛県、高知県、岐阜県 |
対象者 | 自動車業界 |