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2018年6月5日

国交省、自動車アセス 衝突安全はCX―8が「大賞」

国土交通省は31日、2017年度「自動車アセスメント」の評価結果を公表した。衝突安全性能評価では、15車種(うち軽自動車5車種)中、9車種が最高位の評価「ファイブスター(五つ星)賞」を獲得した。

このうち、マツダの「CX―8」が歩行者保護と乗員保護の2項目の性能評価で最高得点となり、「衝突安全性能評価大賞」となった。また、被害軽減ブレーキなどの予防安全性能評価では、20車種中、19車種が最高得点を取った。

自動車アセスメントは、消費者の安全な車選びと、車両安全技術の進化を狙い1995年に創設。さまざまな試験を実施し、結果を点数や星の数で評価している。14年度から予防安全性能評価の試験も加わった。

衝突安全性能評価では、最高得点となったマツダの「CX―8」のほか、同「CX―5」、トヨタ「C―HR」「JPN TAXI」、ホンダの「ステップワゴン」「シビック」「N―BOX/N―BOXカスタム」、日産「リーフ」、スズキ「スイフト」がファイブスターを獲得した。

予防安全性能評価では、被害軽減ブレーキのほか車線はみだし警報、後方視界情報に加え、17年度からは車線逸脱抑制の試験が加わった。20車種中、19車種で最高評価の「ASV++」を得た。このほか、チャイルドシート試験でカトージ「ジュバ」「バリアント」、シーエー産商「マムズキャリーブライトII」、「バリアント」が前面衝突試験で評価を得たほか、アップリカ・チルドレンズプロダクツの「フラディアグロウISOFIX」が使用評価試験でも高い評価となった。

日刊自動車新聞6月1日掲載

開催日 2018年5月31日
カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日,白書・意見書・刊行物
主催者

国土交通省

対象者 一般,自動車業界