2018年3月30日
四国の整備業界、外国人技能実習制度活用の動き メカの人材不足に対応
四国地区の自動車業界で自動車整備職が外国人技能実習制度に加わったことで、同制度を活用する動きが目立っている。今春、愛媛日産や日産サティオ徳島でミャンマー、ベトナム人を受け入れるほか、整備事業者側でもフィリピンやインドネシア人の活用を進めている。
昨年、高知日産プリンス(臼井裕喜社長)が3人、愛媛日産(岡豊社長)が6人のミャンマー人の技能実習生を受け入れた。続いて愛媛日産はミャンマーから10人の実習生を受け入れるとともに、2人の2級整備士を正式採用する。同社のミャンマー人の2級整備士採用は昨年に続くもので計4人となる。
高知日産プリンスは今春、ミャンマー人の実習生受け入れの予定はないが、引き続き受け入れる計画だ。新たに日産サティオ徳島(藤村泰う之社長)では上期中にベトナムから6人の実習生を予定。メカニックの人材不足に対処する。
また、整備事業者でも愛媛県内でフィリピン、香川県内でインドネシア出身者の受け入れが進んでおり今後、整備業界で同制度の活用は急速に拡大する見通しだ。
日刊自動車新3月29日掲載
カテゴリー | キャンペーン・表彰・記念日 |
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開催地 | 徳島県、香川県、愛媛県、高知県 |
対象者 | 自動車業界 |