2026年9月24日
2026年のチャイルドシート使用状況調査、いまだ16%が使用せず 着座も4割が不適切 JAFと警察庁調べ
日本自動車連盟(JAF、坂口正芳会長)は、警察庁と合同で実施した2026年の「チャイルドシート使用状況全国調査」の結果を公表した。道路交通法で使用が義務付けられている6歳未満の子どもへの使用率は、前回比1.6ポイント増の84.0%だった。過去最高を更新したものの、いまだ16.0%が使用していない実態も明らかになった。加えて、約4割が正しく着座できていないことも分かった。
JAFと警察庁は、5月9~31日に全国99カ所で調査を行った。対象は自動車に乗車中の6歳未満の子ども1万2914人(車両台数1万202台)だった。
年齢層別の使用率は、1歳未満が94.8%と最も高く、次いで1~4歳が86.9%だった。5歳は65.7%と最も低く、前回から1.0ポイント下落した。
チャイルドシートを使用しない理由としては、1歳と1~4歳は保護者の抱っこが目立ち、5歳では車両のシートにそのまま着座したり、大人用のシートベルトを着用したりするケースがあった。
乗車位置別の不使用率は、助手席が31.4%、後部座席が14.0%だった。
また、乳児用と幼児用のチャイルドシートの取り付け状況と、6歳未満の子ども全体の着座状況を全国16カ所で調べた。正しく取り付けられていたのは77.6%。誤用は22.4%で、そのうち約半数が腰ベルトの締め付け不足だった。座席ベルトの通し方の間違いや、シートに置いただけといったケースも見られたという。
また、41.3%が正しく座れておらず、体を支えるハーネスの締め付け間違いや体格の不適合だった事例があった。
チャイルドシートは適切に使用しないと、けがなど重大な事故につながる可能性がある。子どもの安全を守るためには適正なチャイルドシートの使用が法令で求められており、6歳以上でも体格によっては大人用シートベルトが不適正な場合がある。JAFではチャイルドシート、ジュニアシートの使用について、身長150センチメートルを目安としており、今後も啓発活動を行っていく計画だ。
| 対象者 | 自動車業界 |
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日刊自動車新聞9月24日掲載













