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2026年7月21日

国交省、訪日外国人レンタカーの安全対策を本格展開 空港からの道路にラバーポールや看板を設置

国土交通省は、訪日外国人が運転するレンタカーを対象とした交通安全対策を本格的に開始する。空港から主要観光地などへ向かう道路にラバーポールや看板を設置し、注意を促す。訪日観光客による交通事故は直近5年で約5倍に増えており、対策を通じて事故率を低下させていく考えだ。

国際免許や外国免許を保有する外国人が運転するレンタカーによる事故件数は、2020年の47件から25年に212件に大きく増加した。国交省は、ETC2.0のデータなどを活用し、事故が発生しやすい場所に注意喚起の看板を設置する社会実験を実施してきた。一定の成果が見られたことから、今年度から本格的に導入を開始する。

外国人ドライバーによる右折時の事故件数は、日本人ドライバーの約2.7倍と割合が高い。そのため、右折動線を示すカラー舗装や、右折後に対向車線側へ誤って進入することを抑制するラバーポールなどを設置し、左側通行に不慣れな外国人ドライバーの安全運転を支援する。また、レンタカー店が集積する地域では、左側通行を周知し、注意を促す看板を設置する。

まずは新千歳空港、福岡空港、那覇空港などの周辺地域で先行的に実施する。これらの地域で収集した交通データを踏まえ、空港周辺の直轄国道でも順次、展開していく方針だ。

日刊自動車新聞7月21日掲載