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2026年7月8日

2026年1~6月の電動車販売、4年ぶりマイナス HVが「過半数の壁」に直面

2026年1~6月の国内電動車販売(乗用車)は、前年同期比12.2%減の96万3740台となり、4年ぶりにマイナスに転じた。電気自動車(EV)が補助金や車種拡大で台数を伸ばした一方、電動車販売の9割以上を占めるハイブリッド車(HV)が供給力不足などの影響で減少した。乗用車に占めるHV比率は前年同期より8.2ポイント下がり44.5%となった。国内のHV普及率は海外の主要市場に比べ圧倒的に高いものの、「過半数超えの壁」に直面している状態だ。

HVは同15.2%減の88万8817台となり、4年ぶりに減少した。主力軽自動車「ルークス」が全面改良でHVの設定を無くした日産自動車が同41.0%減と大きく減少した。トヨタ自動車はほぼすべての車種にHVを設定しているが、需要が供給を上回る状態が続いており、複数の車種で受注を停止している影響で同14.0%減となった。

一方、EVは同2倍の5万5648台と3年ぶりにプラスに転じた。メーカー別ではトヨタがトップで同38.7倍の1万5701台、日産が同23.6%増の1万4460台と続く。輸入車は同31.6%増の1万8626台で、このうちテスラの販売台数(非公表)は約1万2000台だったとみられる。

EVは26年1月に政府の「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」(CEV補助金)の上限額が従来から40万円増え、130万円まで引き上げられた。補助金増加の恩恵を受けたトヨタ「bZ4X」や日産「リーフ」、ホンダ「スーパーワン」などが販売台数を伸ばしている。

6月の電動車販売台数は前年同月比13.3%増の20万1048台と、2カ月連続で増加した。トヨタなどの新車供給が改善したことで乗用車全体の販売が同9.5%増と伸び、電動車販売も伸長した。HVは同8.0%増の18万1256台と12カ月ぶりのプラスに転じた。

対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞 7月8日掲載