2026年7月6日
日本メーカー6社の2026年1~6月米国新車販売、前年並み水準を確保 6月はHV中心に販売好調
日本の自動車メーカー6社の2026年1~6月米国新車販売は前年同期並みの304万9305台だった。6月は単月実績を公表している4社がそろって前年同月を上回った。新車の平均価格の上昇などが懸念される中、日本メーカーはハイブリッド車(HV)を武器に前年並みの台数を確保した。

1~6月はトヨタ自動車、ホンダ、日産自動車の3社が前年同期実績を上回ったものの、米国を主要市場とするスバル、マツダは減少した。
トヨタは前年同期比0.5%増の124万3391台だった。HVと電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHV)を含めた電動車の販売比率は53.9%と、前年同期から4.6ポイント増加した。モデル別では主力SUV「RAV4」が新型への切り替えなどにより減少したものの、「タコマ」(14万3848台)、「カローラ」(13万1403台)などを中心に販売を伸ばした。
ホンダは75万6920台で、同2.4%増加した。主力SUV「CR-V」(22万6114台)は半数以上がHVだった。日産自動車は同0.3%増の48万9809台だった。「ローグ」(同24.1%増の13万5970台)、「パスファインダー」(同37.7%増の6万4071台)など、SUVが販売をけん引した。
一方、スバル(同4.5%減)、マツダ(同4.0%減)と三菱自動車(同7.0%減)の3社は前年割れとなった。
スバルはHVの設定があり、現地でも生産している「フォレスター」が同12.4%増だったが、「クロストレック」「アウトバック」などが減少した。マツダも主力の「CX-50」は同38.2%増だったものの、大型SUV群が減少した。
6月のトヨタ、ホンダ、スバル、マツダの合計販売台数は前年同月比13.2%増の43万8650台と、2カ月連続で増加した。
米国市場では新車価格やガソリン小売価格の上昇が指摘されているものの、日本メーカーは燃費性能に優れたHVを中心に、大型SUVやピックアップトラックを含めて販売は堅調だ。トヨタやスバルはEVの販売も好調に推移している。
マークラインズによると26年1~6月の米国新車販売台数は前年同期比2.8%減の790万4665台、6月は前年同月比7.8%増の136万6093台だった。
| 対象者 | 自動車業界 |
|---|
日刊自動車新聞7月6日掲載











