2026年6月24日
損保料率機構、自動車保険の参考純率14%引き上げ 大幅増で損保各社の保険料算出に影響か
損害保険料率算出機構(早川眞一郎理事長)は6月23日、自動車保険の参考純率の平均14.4%引き上げを金融庁に届け出たと発表した。前回(2024年6月)の改定幅(5.7%増)を大幅に上回る。対物賠償責任保険や車両保険での1件当たりの支払い保険金が上昇していることや、物価・工賃単価の上昇幅を考慮したとみられる。
参考純率は保険料のうち、保険金に充てる「純保険料」の参考数値として損害保険各社で使われている。ただし、損保各社は商品設計に応じて純保険料を決めているため、この数値がそのまま使われるわけではない。
従来、損保各社は参考純率改定を受け、例年1月に保険料を改定することが多かった。しかし、近年は、各社とも自社の収支状況などを踏まえて、独自の時期に改定する動きも出てきている。損害保険ジャパンは、7月に自動車保険料を平均1.8%引き上げる。東京海上日動火災保険も10月に自動車保険料を平均6.5%高める方針を明らかにしている。MS&ADインシュアランスグループホールディングス(HD)はグループ会社の自動車保険料について、2027年1月の改定は行わずに、4月にも6%程度改定する方針だ。
2桁増に及ぶ今回の参考純率の改定を受け、損保各社がどのタイミングで、どれだけ保険料を値上げするのか、注目される。
| 対象者 | 一般,自動車業界 |
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日刊自動車新聞 6月24日掲載












