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2026年4月15日

環境省、2024年度CO2排出 初めて10億トンの大台下回る ペース鈍化も減少継続

環境省は4月14日、2024年度の国内の温室効果ガス排出・吸収量が、23年度比1.9%減となる約9億9400万トンになったと公表した。2013年度以降で過去最少を記録し、初めて10億トンの大台を下回った。23年度と比べ削減ペースが鈍化したものの、全体として減少傾向を継続した。

23年度からの排出量減少の要因として、製造業の生産量減少によるエネルギー消費量の減少や、再生可能エネルギーや原子力など電源の脱炭素化が進んだことを挙げた。

部門別で見ると、産業部門は23年度比2.5%減の3億3400万トン、運輸部門は同1.6%減の1億8700万トンとなった。産業部門では、鉄鋼やエチレンなど主に素材産業の生産減が影響した。運輸部門では、トラックや貨物車の輸送・積載効率の向上などが寄与した。社用車の排出は増えた。

温室効果ガス排出量の削減においては、50年のカーボンニュートラル(温室効果ガス排出実質ゼロ)達成に向け、30年度に13年度比46%減、40年度に同73%減を政府目標に掲げている。この目標に照らすと、24年度は同28.7%減だった。担当者は「おおむねオントラック(計画通り)を維持している」とした。

運輸部門はトラックや貨物車の輸送・積載効率の向上などが寄与した

対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞 4月15日掲載