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2026年3月3日

2026年2月の国内新車販売、2カ月連続減少 トヨタとホンダは長納期化 日産は新型ルークスで17カ月ぶりプラス

2月の新車販売台数は、前年同月比3.5%減の39万4965台となり、2カ月連続で減少した。トヨタ自動車やホンダなどが供給制約で伸び悩んだほか、取得時に課税される「自動車税環境性能割」が廃止に向けて動いている影響で、登録と届け出の時期を2026年度にずらす動きも一部の販売店でみられた。一方、新型車不足に加えて経営問題によるブランドイメージの毀損(きそん)で販売が低迷していた日産自動車は、17カ月ぶりに前年実績を上回った。

 

ブランド別では、乗用9ブランドのうち6ブランドがマイナスだった。トヨタやホンダは、特定の車種の納期が長期化したことなどで販売台数が減少。スバルとマツダは前年同月が新型車の投入効果などで水準が高かったため、2割前後のマイナスとなった。

 

日産、ダイハツ工業、三菱自動車は増加した。日産は24年10月から減少が続いていたが、26年2月は同0.4%増の4万1375台とわずかながらプラスに転じた。登録車は同10.4%減の2万2438台と苦しい状況に変わりはないが、軽は新型「ルークス」の効果で同17.1%増の1万8937台と伸びた。もっとも、登録・届け出台数自体は24年2月の4万7575台と比べて約14%少ない水準で、本格的な回復には至っていない。

日産は新型車効果でプラス圏に浮上

 

同日、日本自動車販売協会連合会(自販連、髙田靖久会長)が発表した登録車の販売台数は、同7.3%減の24万3670台で、2カ月連続のマイナスだった。全国軽自動車協会連合会(全軽自協、赤間俊一会長)が公表した軽の販売台数は、同3.2%増の15万1295台で3カ月連続のプラス。全軽自協によると、ルークスのほか、ダイハツ「ムーヴ」や三菱自「デリカミニ(eK含む)」の販売が、前年と比べて大幅に増加した。

日刊自動車新聞3月3日掲載