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2026年1月30日

2025年の中古車輸出、9.1%増の170万台 3年連続で過去最高を更新 海上輸送の安定で

日本中古車輸出業協同組合(JUMVEA、佐藤博理事長)が1月29日公表した2025年の中古車輸出台数(車両価格20万円以上)は、前年比9.1%増の170万8604台となり3年連続で過去最高を更新した。前年超えは5年連続。24年と比べて海上輸送が安定したことに加え、途上国を中心に日本の中古車需要が伸びたことが効いた。仕向け地別では、アラブ首長国連邦(UAE)が同11.7%増の25万2637台で、2年連続の首位だった。


2025年も中古車輸出が好調だった

JUMVEAの統計を日刊自動車新聞がまとめた。25年はコロナ禍からの経済回復が進んだアフリカや中南米などの国や地域で、中古車の需要が高まった。例えば、資源高による経済成長が続くタンザニアは、同53.8%増の11万7489台になった。中古車輸出のビィ・フォアード(山川博功代表、東京都港区)は「新興国からの引き合いが強く、全体的に好調だった」(広報)とした。

国別で首位のUAEは、アフリカや中東に向かう中古車のハブ拠点となっており上振れした。2位のロシアは同6.3%減の18万6584台だった。現地の自動車リサイクル税の引き上げで日本車の需要が落ち込んだことが響いた。

12月単月は、前年同月比12.2%増の15万1692台と2カ月ぶりに前年を上回った。仕向け地別トップのUAEは同1.7%増の2万1434台だった。

対象者 自動車業界

日刊自動車新聞1月30日掲載