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2025年12月23日

2025年11月の国内電動車販売、EVが3カ月連続増加 トヨタとホンダが販売伸ばす

 電気自動車(EV)販売が増えている。11月の国内電動車販売(乗用車)は前年同月比14.9%減の16万1903台となった一方、EVは同17.5%増の5921台と3カ月連続プラスとなった。新型モデルを投入したトヨタ自動車やホンダが販売を伸ばしたほか、米テスラや比亜迪(BYD)車の販売も堅調だ。2026年はスズキや日産自動車が新型EVを売り出す。この勢いがどこまで続くか注目される。

 11月の乗用車販売は新車の供給制約などの影響で同7.0%減の30万7466台となり伸び悩んだ。乗用車における電動車の販売比率は前年同月から4.9ポイント下がり52.7%となった。

 新車市場が伸び悩む中、2ケタ増となったEVの好調が際立つ。EV販売を押し上げたのが10月に大幅改良したトヨタの「bZ4X」(1580台)だ。電池容量やモーター出力を高めて走行性能を向上させながら価格を大幅に下げ、好調な滑り出しを見せている。9月に発売したホンダの軽EV「N―ONE e:(エヌワンイー)」(1058台)も純増となった。

 電動車販売の9割以上を占めるハイブリッド車(HV)は同15.2%減の15万3001台となり、市場全体よりも大きく落ち込んだ。HV比率が高いトヨタが台数減となったことに加え、日産の主力軽「ルークス」が全面改良でHVからガソリン車に切り替わったことが影響した。乗用車販売に占めるHV比率は前年から4.8ポイント下がり49.8%と半数を割った。

日刊自動車新聞12月23日掲載